LETTERS 〜日常にある、ココロあたたまるお話〜

正しい道

投稿者:カタコンベ

イラスト

ひねくれてた俺は何の夢もなく、未来なんて考えたこともなかった...正しいことすら何かわからず生きていた。
そんなある日、ばぁちゃんの死を知った、遊び疲れて眠る前の午前四時頃だった、ばぁちゃんは優しくて近くに住んでいたけど、酒が好きでいつもスーパードライを飲んでいた。そんなばぁちゃんと次第に逢う回数も少なくなっていた、そして老人ホームに入って俺が無駄な時を過ごしている間にばぁちゃんは死んだ...もっと逢いたかった、もっとありがとうって言いたかった、もっともっと手を繋いであげたかった。俺がまだ小さい頃、ばぁちゃんは字が下手な俺に「(め)凄く上手くかけてるね」ってほめてくれたんだ。嬉しかった。大好きだった。ありがとうばぁちゃん、そんなばぁちゃんの隔世遺伝かな? ビールを飲めるようになった俺はスーパードライが大好きなんだ。

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