LETTERS 〜日常にある、ココロあたたまるお話〜

あこがれ

投稿者:チョコ

4歳の息子が生まれた頃から主人の仕事が忙しくなり、平日はなかなか会えません。そのせいか、今まで息子は主人になつきませんでした。朝、隣に主人が寝ていると「パパがいる~!」と泣くほど・・。
そんなある日、息子が七夕の短冊に「やきとりやさんになりたい」と書いていました。理由を聞くと、「やきとりやさんになったら、パパの飲み会が見れるでしょ♪」と意外な返事。そしてその週末の夕食の時、息子が真っ先に「パパのビール!」と取りに来ました。主人がスーパードライの缶をプシュッとあけて、口に運び、ゴクゴクッと飲む間、息子は一瞬も目を離しません。「あ~落ち着く~」と主人が言うと、「パパ、美味しい? 落ち着く? いいなぁ。早くパパみたいになりたいなぁ。パパ、かっこいいなぁ。」と息子。今まで息子とどう接していいか戸惑っていた主人は本当に嬉しそうな顔をしていました。
それからの週末、主人にビールを持って行く係はいつも息子です。毎回、「美味しいの?」と聞く息子に、毎回、「こんなに美味しい物はないよ。でも、1日頑張ったから美味しいんだよ。」と言う主人。今はビールへの憧れとパパへの憧れをもつ息子ですが、2人で「1日頑張ったあとの美味しいビール」を飲む日もきっとすぐに訪れるでしょう。そんな二人の姿を見るのが、今の私の楽しみです。

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