LETTERS 〜日常にある、ココロあたたまるお話〜

大切な存在...。

投稿者:Ryo.

イラスト

自分は学生。専門学校の生活に追われる毎日。いつも家に着くころには0時をまわっているのが当たり前。そんな厳しい中でも、こうして頑張っていられるのは仲間の存在。辛いときには支え、励ましあいながらここまできた。
その中でも一番は高校時代からの付き合いのある一人の友人。高校を振り返ってもそいつとの思い出しか出てこないくらい。でも、ある日その友人と大きなケンカになった。今まで20年と生きてきた時間は短いが、これほどに大きなケンカをしたのは初めてだった。長い間、そんなぎくしゃくした期間がつづいていた。これほどまでにすべてをさらけ出し、一生つるんでいたいと思えた奴は初めてで、このままそんな存在を失うことを思うと虚しい気持ちになった。
そんなある日に、呼び出され、言われるがままに呼び出された公園に向かった。また、取っ組み合いが始まるのかと思っていたら、一缶のアサヒビールを差し出された...相手は無言だった。それを受け取り、一言も交さないままにビールを開け、二人でビールを飲んだ。言葉は無いがそれだけですべてが綺麗に洗い流された気がした。「お前が必要や! お前と飲む酒が一番うまい(笑)。これからもよろしくな」と友人が言った。アサヒビールが架け橋になって大切な存在に気づくことができた。ありがとう。

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